期間限定のストリートピアノって、すごく混雑しますよね。
30分待ちは早い方です。
今回とある本を読んでいて、一つの解なのではないかと思ったので記事にしてみました。
結論、期間限定のストリートピアノには魅力がたくさん詰まっている!です。
期間限定のストリートピアノはどのぐらい混雑する?
私は関東圏のストリートピアノをスポットを巡っているので、関東圏の話題になりますが東京に登場するストリートピアノは混雑する可能性が高いです。
私が過去に演奏するまで待った時間は2時間です。
人数にしたら2,30人ぐらいなので人数規模で考えると少ないかもしれませんが、大体1人の演奏が5分と考えると100~150分になります。
ちなみにそのストピスポットは東京のJR上野駅に登場したストリートピアノです。
なぜ期間限定のストリートピアノは混雑するのか?
私なりに分析した特に並ぶ傾向の高いストリートピアノの特徴ですが以下の4つです。
- 珍しい(ピアノそのもの・設置される場所)
- アクセスがいい(駅近く)
- 人の行き交いが多い(駅構内・商業施設内やイベント会場※屋外よりも屋内)
- 演奏可能期間が短い(2週間以内)
この4つに該当するところは混雑する事が予想されます。
それではそこへは行かなければいいのではないか?
と思われるかもしれませんが、ここから先はストリートピアノで演奏した人にしかわからない並んでまでも演奏したい理由があります。
ここからが本題で、今回読んだ本の中に人の行動に対する価値観として2つにカテゴリー(交流と没頭)という言葉が登場する箇所があるのですが、ストリートピアノの世界にも通じる部分があると感じたところをご紹介します。
並んでまで演奏したい理由(2つの面:交流と没頭)
交流
ここで言う交流というのは、ストリートピアノを通じて自分以外の誰かと交流を持つことができる点を指しています。
例えば…
- 共通の趣味の仲間を獲得
- ファンの獲得
- XやInstagramなどSNSのフォロワー獲得
などです。
先ほど4つの条件に当てはまる期間限定のストリートピアノは観客も多ければ、演奏者も多いので自分以外の誰かと交流を持つ事ができる機会が高まります。
没頭
ここでいう没頭とはストリートピアノには人が没頭する要因を指しています。
例えば…
- コレクション要素
- 非日常的な光景(他人からの評価)
- 圧倒的な経験値
それぞれ少し補足していきます。
コレクション要素
期間限定のストリートピアノスポットはその日を逃すと次は弾けない可能性があります。
スマートフォンゲームで言ういわゆる期間限定のレアキャラみたいなものなので、コレクターの人からすると攻略(演奏)しておきたい意欲が湧いてきます。
非日常的な光景(他人からの評価)
ストリートピアノは格別で自身の演奏で拍手をいただけたり、言葉をかけていただく事があるのですが、期間限定のストリートピアノの場合その量が圧倒的に異なります。
ストリートピアノでは演奏している間は誰もが主役になれるこの非日常的な光景が没頭する魅力の一つだと感じます。
圧倒的な経験値
期間限定ストリートピアノではプレッシャーや忍耐など演奏に関する経験値を通常よりも多く得ることができます。
これらのほかにも、期間限定ストピに合わせて演奏する曲を仕上げる場合は目標達成するためのスキルなども磨かれるため、一皮も二皮も向けます。
あの大勢の前で演奏するのは恐怖の方が私は大きいのですが、実際演奏できると自己肯定感(自分でもできる!)と言ったような自信も少しずつついてくるので全体的にレベルアップしている感じを得られるのも魅力的なところです。
結論
期間限定のストリートピアノを演奏するという事は、多くのものを得ることのできるチャンスが詰まっています。
ストリートピアノを弾く人に対し、「承認欲求を満たしたい人」と揶揄される事もありますが、その一面はあるにしてもそれだけではない、魅力がストリートピアノには詰まっているというのが私の見解になります。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
久しぶりに長文の記事を書きました。
ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。
ちなみに今回参考にさせていただいた本は「黒鳥ひなのマーケティングファイル」を読んで、記事を作成しました。
※本の中では「交流」と「没頭」は対比の扱いなのですが、ストリートピアノの魅力を語る上では両方兼ねそろえていると感じましたので、私は同じ立ち位置で記載しています。
マーケティングが好きな人はもちろんですが、難しいから苦手という方も読みやすい本でした。
(何といっても漫画になっています。)
丸亀製麺さんやドン・キ・ホーテさんの成長の秘密なども紹介されているので、興味ある方は読んでみてください。
コメント
私もストピについては、Yahoo知恵袋でも読むことがありますが、半分偏見だと思っています。というのは、ストピを演奏される人は目立ちがり屋さんでしょうか?という内容を読んで思ったことですが、私は目立ちがり屋さんとは真逆です。私がストピを演奏するのは、ピアノ好きですが、住宅環境により、ピアノが置けないこと、キーボードやデジタルピアノの様にあたかも作り物のピアノの音色よりもリアルなピアノの響きが好きなこと、あと、グランドピアノに限り、私の大好きなダンパーのセクシーダンスが楽しめること、また、ストピブーム以前はレッスン室をレンタルしてピアノを演奏していましたが、ストピは基本的にタダで楽しめること等です。
ミキティさん
コメントありがとうございます♪
偏見という言葉通り私も「偏った見方」だと思います。
中には目立ちたいという方もいると思いますが、それが全てではないですよね。
(私自身も見られると緊張してしまうので注目を浴びたくない方です。)
考え方は人それぞれですが、人の意見に左右されてストリートピアノを弾く事を諦めてしまうのはもったいないなって常々思います。
ストリートピアノを良いと思う人もいればそれを良しとしない人もおり、生きてきた環境などによっても考え方が違うので「自分はどうしたいのか」がとても重要だと思います。