楽譜を読めない人がストリートピアノデビューする方法3です。
今回は耳コピのおおまかな流れとやり方を記事にしたいと思います。
私も楽譜が読めませんが、音楽を何十回・何百回と聞くと聞こえてくるようになって、耳コピができるようになりました。
最初は大変ですが、慣れてくると色々な音楽が演奏できるようになるので楽しくなっていきますよ^^
過去記事
耳コピの流れ
私が耳コピをする流れはおおむね以下のような感じです。
下の項目数を見ると少ないように感じますが、とにかく音が聞き取れるまでは、繰り返し曲を聞きます。
聞き取れず、フラストレーションが溜まるかもしれませんが集中とリラックスの使い分けが大事です。
- 選曲
- 耳コピの準備
- サビもしくはAメロからベースとなる音を解析する
- ベースの音を基にAメロ⇒Bメロ⇒サビと解析&演奏する
- イントロもしくは間奏+Cメロ・サビを解析&演奏する
1:選曲
まずは選曲です。
選曲についてのポイントは前回の記事をご覧ください。
とにかく好きな曲かつ難しくなさそうな曲を選ぶのがポイントです。
2:耳コピの準備
選曲できましたら、耳コピの準備です。
準備するのは以下のものです。
- 選曲した曲と再生アプリ
- ピアノ(電子でも可)
- ノートと筆記用具
- 集中できる環境があればベスト
再生アプリはワンタッチで「5秒巻き戻し」などがあるものがおススメです。
理由は音を聞き取れなかった時に何回も巻き戻しすることになります。
「Youtubeなどで直接聞く」のもありますが、動画にある再生バーを戻す方法は戻す加減が非常に難しいので効率が悪いです。
3:サビもしくはAメロからベースとなる音を解析する
ここが個人的には耳コピで最も重要なパートだと思っています。
どのような作業かと言いますとベース(基礎)の音を探しだす作業です。
音はドレミファソラシ+黒鍵5の12音あります。
メロディラインはこのどれかに必ず当てはまります。
「ドレミファソラシ」なのか「ドレミファ#ソラシ」なのかどの音が白鍵でどの音が黒鍵で弾くのかを特定する作業です。
例外はありますが、いずれにしてもベースを決めておくと音が聞き取りやすくなってきます。
分析するパートとして、サビをおすすめしているのはサビは楽曲の中でも最も盛り上がるパートで、音がとても聞き取りやすいと私は感じます。
私はサビの音の解析をする際、「ファ」の音が半音上がっているか「シ」の音が半音下がっているかを見るようにしています。
理由は大体ついている確率が高いということと、両方ともついていない場合は大抵「ドレミファソラシ」で演奏できるのですごく耳コピが楽になるからです。
4:ベースの音を基にAメロ⇒Bメロ⇒サビと解析&演奏する
使う音の分析が終わりましたら、Aメロから耳コピしていきます。
この順番にするポイントは3つあります。
- イントロの耳コピは難しい場合がある
- 歌があるところの方が聞き取りやすい
- 少しずつ「できる」「わかる」という体験をしていく
曲の中にはイントロが難しい曲があります。
例えば鬼滅の刃のオープニング「残響散歌」はかなり難しいです。
また、声のある所の方が耳コピをしやすいので、まずはAメロから耳コピするように私はしています。
イントロでつまずいていると、先に進めないので楽しくないと思います。
楽しむためにも、少しずつ進んでいるというのを感じていた方がいいという理由でわかりやすいAメロから耳コピを私はしています。
(もちろんイントロがわかりやすければ、イントロから初めてもOKです。とにかく耳コピできそうなところから進めていきます。)
最近の曲はイントロがないものが多いみたいですね。
5:イントロもしくは間奏+Cメロ・サビを解析&演奏する
おすすめはイントロですが、Aメロ・Bメロ・サビが解析できるようになっていると、2番(1番と同じタイプであれば)も解析(演奏)できるようになっていると思います。そのあとの間奏+Cメロ・サビを解析してもどちらでもいいと思います。
イントロの解析先行のメリットとしては、1番を通しで演奏ができるようになっているので、ストリートピアノで弾く事ができるという点です。
ストリートピアノで弾いてみたい!という人はイントロから解析しておくといいかもしれません。
疲れてきたら気分転換を!
耳コピは集中するのですごく疲れます。
聞き取れないとストレス溜まりますし、適度に息抜きしてください。
思い切って「今日は終わり!」としてしまうのもいいです。
一気に1曲全部耳コピしようとするのではなく、例えば1週間で1番を解析するなど区切るなどして長い目で少しずつやっていくのがいいと思います。
曲によっては進むときは一気に進みます。
あと、できなかったところ(後回しにしていたところ)が他のところを耳コピしているとわかる時があります。
不思議なんですけどね。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
今回は私がやっている耳コピの方法を記載しました。
順番は以下のような順番で耳コピをしています。
- 選曲
- 耳コピの準備
- サビもしくはAメロからベースとなる音を解析&演奏する
- ベースの音を基にAメロ⇒Bメロ⇒サビと解析&演奏する
- イントロもしくは間奏+Cメロ・サビを解析&演奏する
疲れてきたら気分転換を忘れずに!
楽譜を読めない人がストリートピアノデビューする方法4は2月23日(金)です。
左手はコード進行に合わせるをお届けします。
コメント
私が唯一耳コピしたな、と感じるのは、17時(午後5時)の時間帯限定ネタにしている夕焼け小焼けだと思います。ピアノ以前からの趣味で防災無線(市のチャイム等の放送を発する機械)の実物、あるいは動画でどのようなチャイムや曲を発するのかを聞くことです。夕方を告げる夕焼け小焼けがオーソドックスですが、市町村個性があり、夕焼け小焼けのアレンジが違う、あるいは使用曲が違う、等の赴きがあるからです。それを繰り返しているうちに、私の耳の耳慣れ?なのか、ピアノで弾けるようになっていました。
ミキティさん
コメントありがとうございます♪
ミキティさんの耳コピ曲は「夕焼け小焼け」だったんですね。
防災無線も地域色々あるようで、子どもの頃は帰る合図のようなものとしてよく聞いていましたが、今は全く聞かなくなりましたね。
旅行などで別地域を訪れた時に、防災無線で流れる曲を聞くと曲は違えど懐かしさがよみがえります^^
子どもの頃は帰る合図のようなもの、夕焼け小焼けあるあるですね。ここでピアノと防災無線の共通ネタですが、千葉県館山市の17時(午後5時)のチャイムですが、XJAPANのYOSHIKIさんの出身地にちなんで、フォーエバー・ラブが流れるそうです。このチャイムを聞きに来る観光客もいるそうです。ちなみに、金曜日、土曜日、休日(日曜日と祝日)限定だそうです。
ミキティさん
フォーエバーラブの防災無線私も聴いてみたいですね。
でも館山市ってストリートピアノスポットなさそうなので、行く機会は中々なさそうですね…
あと、私のお気に入りのチャイムは世田谷区のチャイムです。最寄りのストピスポットはシモキタフロントですが、私がチャイムに合わせてピアノを弾こうとしましたが、他の演奏者のリクエストが入ってしまい、その時間帯は賑わっているピアノでした。このチャイムは私がピアノの黒鍵だけで弾いている学校のチャイムですが、キーの高さが癖になります(笑)。ちなみに、季節、曜日、関係なく、17時(午後5時)に鳴っているそうです。
ミキティさん
〉私のお気に入りのチャイムは世田谷区のチャイムです。
その名のですね。
世田谷区に17時はいることがないので、こちらはネットで音源を探してみようかな^^
その演奏されていた方はきっと素敵な演奏をされていたのでしょうね。
そう言えば、夕焼け小焼けってJR八王子駅でも発車チャイムとして耳にする機会がありますよね。ストピブーム以前、八王子駅に行っていた時は、発車チャイムを聞く度にスマホを取り出して、スマホピアノを弾いていた時期がありました。それが、ストピブームにより、オクトーレでリアルなピアノで弾けるようになったのは、時代の凄さを感じますね。
ミキティさん
こんにんちは♪
八王子駅の発車チャイムって夕焼け小焼けなんですね。
オクトーレさんおピアノも素敵ですからね。
時期によってピアノの周りが装飾されるのもすごくいいです。
欠点は私の家から遠いという所でしょうか^^
夕焼け小焼けが発車チャイムとして使われているのは、JR八王子駅で、京王八王子駅は八王子市出身のファンモンさんにちなんで、あと一つが電車到着チャイムとして使われているそうです。
ミキティさん
そうなのですね。
以前に比べて電車を使うことが少なくなってしまった事と使うにしても行く場所が同じ駅なのでそういった変化には気づきにくくなってしまいました。
ストリートピアノ巡りしている人の多くは電車の利用だと思うので、「この駅は○○の曲のメロディーなんだ」と気づく事は多そうですね。
それと、私は免許がありながら、運転出来ないのと、鉄ヲタだからだと思います。ストピブームにより、聞き鉄?になってしまったようです(笑)。
ミキティさん
鉄道オタクの方はストリートピアノの趣味の相性いいですよね^^
発車の音楽余り意識して聞いていませんでしたが、聴くようにしてみようかな♪