楽譜を読めない人がストリートピアノデビューする方法4です。
今回は左手に関する記事です。
今回のテーマは左手です。
右手は耳コピで弾けるようになるのですが、左手はかなり難しいです。
左手は実はコード(ギターコードなど)を使うと簡単に合わせることができるようになります。
過去記事
コードについて
コードとは楽譜に記載されている「C」や「Cm」といった部分を指します。
※上記画像はU-FRETさんのサイトの鬼滅の刃の主題歌「紅蓮華」のピアノコードページです。URLはこちら
一番最初のコード「C」というのはドを指します。
C=ド D=レ E=ミ F=ファ G=ソ A=ラ B=シ
コードをピアノの鍵盤にあてはめて演奏します。
コードも様々ありますが、「メジャーコード」「マイナーコード(メジャーコードに「m」がつきます)」の2つ押さえておけば大抵の曲は演奏することできます。(これに+セブンスコードを覚えるとと演奏の幅が広がります)
メジャーコード:(1・5・8)
()内の数字は1を始点とした鍵盤を押さえる場所の数です。
例えばCのメジャーコードの押さえる場所は「ド・ミ・ソ」になります。
C(ド)を起点に5・8番目をおさえます。
なので、D(レ)のメジャーコードは「レ・ファ#(ソ♭)・ラ」となります。
マイナーコード:(1・4・8)
例えばCのマイナーコードの押さえる場所は「ド・ミ♭(レ#)・ソ」になります。
C(ド)を起点に4・8番目をおさえます。
なので、D(レ)のマイナーコードは「レ・ファ・ラ」となります。
セブンスコード(メジャーセブンス):(1・5・8・12)
例えばCのメジャーセブンスコードの押さえる場所は「ド・ミ・ソ・シ」になります。
C(ド)を起点に5・8・12番目をおさえます。
なので、D(レ)のメジャーセブンスは「レ・ファ#・ラ・ド#」となります。
コードを見るとどこの音が半音上がるのか下がるのかなどもわかります。
なので耳コピの参考にもなります^^
和音で弾いたり、ばらしたりして曲に合わせて演奏する
コードがわかった所でどうするのかというと、左手は和音にしたり単音で演奏したりします。
曲に合わせてなんとなく弾いてみるのがポイントです。
左手のコードを合わせた瞬間、一気に曲っぽくなるので「おぉ!」とテンションが上がってきます。
おすすめはまず、単音で弾いてみるのがおすすめです。
例えば上の紅蓮華のコードであれば、C・D・Em・Bmとあるので
ドミソレファ#ラミソシシレファ#という感じでメロディに合わせて弾いてみます。
この段階ではいまいちしっくりこないので、5を抜かし「181」の部分を抑えるようにしたドソド↑レファ#レ↑ミソミ↑シファ#シ↑にして調整していきます。
コード進行のデメリット
一応この方法のデメリットもお伝えしておきます。
- ギターコードが違う時がある
- 左手のコード進行はアレンジが必要
- 左手薬指を使わなくなる
コードが違う時がある
耳コピできれば問題ないのですが、どうしてもできずコードをネット上で参考にする時があると思います。その時はまず自分の音が正しいかどうかを注意するようにしてください。
次に、サイトによってはコードが違ったりするので、複数のサイトと見比べるようにしてください。
左手のコード進行はアレンジが必要になる
メロディとは違い、左手(伴奏)部分を耳コピするのはかなり難しいです。
なので、左手の弾き方を自分で考える必要が出てきます。
単調にならないように考える必要があるというのが、コード進行で進めるうえで難しい所です。
左手薬指を使わなくなる
左手の薬指は指の中で断トツで使いません。
自分の手を分析してみたところ、親指と中指と小指はコードを押さえるのに使い、人差し指は中指と親指の代わりとして使用します。
薬指を使わなすぎるとつりそうになる時があるのでうまく使ってあげる箇所を作ってあげるといいです。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
「楽譜を読めない人がストリートピアノデビューする方法」全4回にまとめてみました。
「耳コピした曲をYoutubeで配信したい!」という方は、編曲の申請が必要になるようです。
こちらもまとめてありますので、合わせてご覧ください。
後はひたすら練習あるのみ。
耳コピのスピードと曲の難易度にも寄りますが、早ければ1か月~2カ月ぐらいでいろいろなストリートピアノで演奏ができるようになっていると思いますよ。
ぜひ、ストリートピアノを一緒に楽しみましょう!^^
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