埼玉県秩父市の地場産業振興センターさんにあるストリートピアノに行ってきました。
この場所はストリートピアノが2台設置されていました。
元々は小学校に設置されていたピアノがストリートピアノとして活躍しています。
学生が多く演奏されている印象を受けました。
別の時代の学生に演奏されるピアノと言うのはいいですね♪
場所
〒368-0046 埼玉県秩父市宮側町1−7地場産業振興センター じばさん商店2階
産業振興センターまではGoogleMap通りに行けます。
秩父鉄道の秩父駅に向かって、改札の右側にじばさん商店さんがあるので、入って右の階段を上ったらすぐわかります。
GoogleMAP
設置時期:常設
10:00~17:00
2台ピアノが設置されている珍しいストピスポットです。
私が演奏した時の情報になりますが、左の方は音が調律が必要な感じで、右のペダルはほぼ機能していない感じでした。
右のピアノはシ♭(右手側)が少し陥没していた、若干弾きづらさがありました。
とはいえ、今も尚音が出るよう保っているピアノを演奏できる貴重な体験ができました。
あと、事務局要相談でセッションもOKなのは珍しいです。
ピアノ:アップライトピアノ
ピアノはとても古く昭和29年に製造されたものだそうです。
右のピアノも昭和39年と古く、共に年代を感じます。
ぜひピアノの前に掲示されている設置経緯を読んでみてください。
色々な方の手があって今この場にあります。
音だけで見ると調律が必要な状態ですが、演奏する価値はかなり高いピアノたちと私は感じました。
設置経緯
左のピアノ
旧大滝村上中尾小学校に置いてありました。
製造元に問い合わせたところ昭和29年に作られたもので、今では希少性のある天然の象牙が使われています。いつ頃に購入されたのかの記録は見つかりませんでした。
旧上中尾小学校は明治22年開校し昭和56年に閉校となりました。古いピアノのため出ない音があります。
優しく弾いてください。
右のピアノ
旧大滝小学校に置いてありました。
ピアノの中を開けてみると購入した時の事が書かれた紙が見つかりました。そこには、昭和39年、ロープウェイの大型化と雲取山林道が開通しピアノが運搬できるようになり旧大滝小学校三峰分校で購入したこと。
ロープウェイで山頂まで運ばれそこからPTAの方々の尽力で分校まで運んだことが書かれていました。旧三峰分校は昭和55年に閉校となりピアノは旧大滝小学校へ移りました。
旧大滝小学校も平成26年閉校となりました。
山林道とはいえ、当時は道路の舗装もされてないと思われるので大変だったと思います。
それでも尚ピアノを設置したかった思いがすごい伝わりますね。
注意点
注意事項参照
- マスクの着用にて、演奏をお願いします。
- 演奏は譲り合ってのご利用をお願いします。
(お1人様10分程度)- 歌唱はご遠慮ください。
- 他の楽器と一緒に演奏される場合は4階事務局へご相談ください。
(アンプ利用はご遠慮願います。)- 鍵盤をアルコール除菌駅で拭かないでください。
その他情報(待機場所など)
待機場所の有無:なし
待機場所はありませんでした。
観賞用イス・机:あり
少し離れたところにイスがありました。
人通り:少ない
ピアノが設置されているのは2階でこの場所は人通りが少ないのですが、その下1階がフードコートのような場所でこちらは人が多くいました。
ピアノの音は1階にも聞こえます。
近隣のストリートピアノ
音楽寺の中にストリートピアノがあります。
おすすめアクセス:電車・車・自転車
最寄り駅は秩父鉄道の秩父駅です。
秩父駅は2か所あり、西部池袋線の秩父駅もあります。
西部池袋線の秩父駅からは徒歩で10分程度で行ける距離です。
地元の方は車・自転車だと思いますが遠方の方は電車がおススメです。
あとがき
- 古めのストリートピアノが2台設置されている
- 要相談でセッションも可能
- 人通りは少ないので、緊張しやすい方はいいかも
ストーリーが詰まったストリートピアノです。
秩父は遠かったのですが、来てよかったと思いましたね^^
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