ストリートピアノを見かける機会が増えてきました。
Youtubeで動画投稿される方のお陰で認知が一気に広がったと思います。
今回はストリートピアノについて調べた事をまとめてみました。
※情報が不確かな部分もありますが、わかり次第更新していきます。
ストリートピアノとは
ストリートピアノとは、路上や公共の場で演奏されるピアノのことを指します。これは、一般的なコンサートホールや音楽スタジオといった専用の場所ではなく、誰でも自由に演奏することができる場所で演奏されるため、「ストリートピアノ」と呼ばれるようになりました。
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ストリートピアノの定義
ピアノの種類
アップライトピアノを始め、グランドピアノ、電子ピアノなどが設置されています。(アップライトが圧倒的に多い)
ピアノは黒が一般的ですが、黒以外にも白やクリスタルといった通常お目にかかることにできないピアノや、ラッピングなどでピアノに絵が描かれていものもあります。
通常では演奏することができないピアノに触れることができるのもストリートピアノの魅力となっています。
ストリートピアノとなっているピアノの中には、廃棄予定のピアノ(学校の廃校に伴って廃棄)を継続して使えるように調律してから、ストリートピアノとして生まれ変わるものもあります。
演奏できる人は?
基本的には誰でも無料で演奏することができます。
場所によっては、曲を最後まで演奏できる人や子どもが演奏する場合は親の付き添いが必要など特定の条件を設ける場所もあります。
タイミングが合えばプロの方の演奏を観賞できることがあります。
設置されている場所
駅や市役所などの公共施設、商業施設など様々な場所に設置されています。
珍しい所ですと、お寺や都庁の展望台などにもストリートピアノが設置されていることがあります。
基本、屋内に設置されますが、イベント等で屋外に設置されているピアノもあります。
GW・ハロウィーン・クリスマスとイベントと重なって期間限定のストリートピアノがよく登場します。期間限定のストリートピアノには技術力のある演奏者が集まりますのでストリートピアノスポットが盛り上がります。
きっかけ
ストリートピアノが一般的になったのは、2000年代後半からで、アメリカやヨーロッパなどの都市部で見られるようになりました。そして、設置場所は路上だけでなく、公共施設や商業施設、学校などでも設置されるようになりました。これらのピアノは、一般市民だけでなく、プロのミュージシャンやアーティストたちによっても演奏されるようになり、ストリートピアノが芸術的な表現の場としても注目を集めるようになりました。
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諸説がいくつかあるようです。
「ストリートピアノ」の発祥については諸説あり、イギリスのシェフィールド(Sheffield)で引っ越し時に新居の階段を運び上げることができず一時的に野外に放置されていたピアノに由来するという説や、イギリスのバーミンガムが発祥とする説がある。
平成20年(2008年)、イギリスのルーク・ジェラム(Luke Jerram)が「Play Me, I’m Yours」というストリートピアノを設置する活動を開始した。
Wikipedia
日本の初のストリートピアノは鹿児島県
商店街を盛り上げようと、まちづくり団体「鹿児島まち自慢快発考舎」が毎月1回実施していた物産展において、商店街にストリート・オルガンを置いたところ、子供たちも集まり盛り上がった。それをきっかけに、イギリスで「Play Me, I’m Yours」というストリートピアノのツアーが行われていることをインターネットで検索して知ったことで発想に繋がる。
Wikipedia
ストリートピアノが登場してまだ20年経っていないんですね。
海外のストリートピアノと日本のストリートピアノの違い
個々の場所や状況によって異なるケースがあるようですが、以下のような違いがあります。
投げ銭禁止
海外では投げ銭が一般的に行われることがありますが、日本では投げ銭ができない場合も多くあります。
一部許可が必要な場合がある
海外では路上に置かれたピアノを自由に演奏することができますが、日本では、路上での演奏には一定の制限があり、自治体によっては許可を得る必要がある場合もあります。
ChatGPT
※許可が必要なものは、ストリートピアノの定義とは一般的には外れるようですが、一応記載しています。
ストリートピアノのトラブル
とはいえやはり騒音問題などの課題があります。
- 演奏者が長時間にわたって演奏することによる騒音や迷惑行為
→演奏者同士の競合や権利問題などもある。場所の争奪戦が起こることがある - 周囲の住民や店舗からの苦情やクレーム
→交通の流れや歩行者の通行を妨げることがある。 - 天候や自然災害による損傷や破壊
- 盗難や破壊行為による損傷や破壊
→特に夜間や人が少ない時間帯は、監視やセキュリティ対策が必要 - 演奏の撮影によるプライバシー侵害
設置する際の自治体との協力やルール決めがとても重要なですね。
ルールが厳しく設定すると、ストリートピアノならでは自由さが失われてしまうとかでこれはこれで問題があるようです。
運営側と演奏者と観覧者との相互関係のバランスがすごく重要だと感じます。
日本では約600か所以上ある
私も色々と調べましたが、600か所以上あり、期間限定と言ってイベントなどで短期間に登場するストリートピアノもあり、それらを含めると800か所以上あると思われます。
都道府県で最も多い設置数を誇っているのは、兵庫県で56か所だそうです。
画像のピアノは栃木県にある、足利市駅にあるストリートピアノです。(※期間限定)
こういった通常のピアノとは少し違ったピアノを弾く事ができるのもストリートピアノのいいところですね。
ストリートピアノが置いてある国
アメリカ:ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ボストン、サンフランシスコなど
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カナダ:トロント、バンクーバー、モントリオールなど
オランダ:アムステルダム駅
イギリス:ロンドン、マンチェスター、ブリストル、エディンバラなど
フランス:パリ、リヨン、マルセイユなど
オーストラリア:シドニー、メルボルン、ブリスベンなど
まとめ
今回調べてみましたが、ストリートピアノが設置されてまだ日が浅く意外でした。
騒音問題などのトラブルがあり、また撤去されたりすることもあることを考えると、「今その場所でストリートピアノがあって弾けること」はとてもありがたいことなんだなと改めて思いました。
コメント
名古屋市某所の撤去されたストピが復活した、との情報を読んで分かりましたが、加古川の一件からまたストピの見方が変わってハードルが再び低くなった様な感覚でした。よく私が話題するJR横浜駅改札の撤去されたストピの場所が歯抜けしている様な感覚で、グランドピアノとして生まれ変わって欲しい、と思っていた時もあります。
ミキティさん
コメントありがとうございます♪
〉名古屋市某所の撤去されたストピが復活した、との情報を読んで分かりましたが、加古川の一件からまたストピの見方が変わってハードルが再び低くなった様な感覚でした。
演奏する人の意識が変わってきたのか、聴く人が変わったのか
いずれにしてもストリートピアノを設置していただけるのはありがたい事です。
横浜駅のストリートピアノ。
いいですね!
ぜひ私も演奏したいな~^^
ちなみに、あくまでも私の独断と偏見ですが、グランドピアノのストピは交通便がいまいちな所という穴場にある様な感覚です。
みやがせミーヤ館→山奥
地下鉄要町駅→メジャーな池袋駅の隣駅、もちろん急行止まらずの駅(前日放送の出没アド街ック天国流)
番外編
わたせせいぞうギャラリー→メジャーな目黒駅から徒歩圏で交通便は良いが、開放時間たった一時間のピアノ、ギャラリーだけ開いていて、ピアノが利用出来ない日もある。
という感じです。
確かにグランドピアノは手軽に演奏できる場所にないような気がしますね^^
埼玉県にある30分演奏できるグランドピアノも北の方というかほぼ群馬県の方ですし、駅からも若干離れています。
アルシェ大宮さんは駅からも近いグランドピアノなのでこういったところは珍しいのかもしれませんね^^
あと、最近では、たまにピアノサークルの話題を耳にしますが、そのサークルは私の独断と偏見ですが、正社員の集いの様な雰囲気で、未だに契約社員で住宅環境や家族構成から日頃のピアノの練習が出来ない私はその様な集団に参加出来なくて、残念に思っていましたが、ストピはある意味ピアノサークルの様に盛り上がれる雰囲気もしますね。
ミキティさん
〉ストピはある意味ピアノサークルの様に盛り上がれる雰囲気もしますね。
確かにそうですね。
何回か集団で来られている方をお見掛けしたこともあります。
私も何度かFacebookでストリートピアノのチームにお声をかけていただいたのですが、
「Facebookやっていない」という事と、私は「自転車でストリートピアノを巡っていることが多い」ので一匹オオカミ的な感じの方が自分に合っていると思いお断りさせていただきました。
イベントには運営として参加する機会があれば、そういった団体にも加盟しないといけないかもしれませんが、当分は一人での活動になりそうです^^